バリ島でルパンと次元がひたすらセックスに勤しむお話です。 あの墓標の次元大介が一ヶ月の間にいかにして血煙へと変わったのか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 東ドロアでの一件のあと。 ルパンの元を去ろうとした次元に、ルパンがある提案を出してきた。 リトルコメットを不二子に奪われ、約束の報酬は望むべくもない。 そこでバリ島へのバカンスを報酬として誘ってきたというわけだった。 『金はすべて俺持ち。それが今回の報酬だ。悪くねえ話だろ？』 行くつもりなんてなかった。 それなのに好奇心に逆らえず、バリ島へ降り立ったのが運の尽き。 他人を寄せ付けず、欲望を抱かず、楽しむことを拒絶して生きてきた。 そんな次元にルパンは言う。 『もっと人生を楽しめよ』 こうしてルパンと次元。 男二人の十日間に及ぶバカンスが幕を開けたのだった──── 墓標から血煙へと続く、ミッシング・リンク 　ルパン三世と次元大介 　十日間にも及ぶバリ島でのバカンスは、この二人の関係をどう変えたのか────── 全292ページ　厚さ12.5mm